2009.11.19 Tegan and Sara "Sainthood"

< Indie / Pop / Alternative >
Calgary, Alberta, Canada
Calgary, Alberta, Canada
女性ボーカルでデュオ…最近はMeg & Diaなどそれなりに聴くようになりましたが、昔の私なら迷わず素通りしていたことでしょう。そんなカナダはカルガリー出身のIndie RockバンドTegan and Saraの6thフル"Sainthood"がすごくイイです!!はじめは新譜チェックがてら曲を聴いていたところ、しばらくすると自然と鼻歌を奏でている自分に驚きました。結成15年と、すでにベテランの域に達しているこの双子姉妹は信じられないことにまだ20代。しかしながら意外にも日本では驚くほど知られていないようです。恥ずかしながら私もこのアルバムから聴き始めました。どうやら今までは決してポップとは言えない悲哀や孤独感を感じさせるアメリカーナ調のフォークロックを軸にしていたようです。今作もDeath Cab for CutieのギタリストChris Wallaをプロデューサーに迎え、80's New Waveを思わせるシンプルなエレクトロを取り入れたりと幾分華やかなロックになりました。それでいて今までのビターなサウンドはそのままに、ミドルの強いギターなどが目立つなど、より奥行きのある楽曲群に仕上がっています。ライブ映像を観ると、ひたすらにダウンピッキングをしているところも好感をもてます。典型的で分かりやすいUSロックよりもUKロック好きの方がより食いつくかな??アルバム全体を通して聴いてみると、リードチューンの#3 "Hell"が素晴らしすぎてそれ以外の曲の印象がかすんでしまうのは否めませんが、もっと年齢を重ねればより熟成されたアルバムができそうな、これからの飛躍を存分に感じさせる作品です!!
先月はRelient KやThe Sunstreakなど質の高いアルバムのリリースラッシュとなりましたが、このアルバムも最後にこのラインナップに食い込んできました。多くのサイトが10点中8点以上と絶賛されており、いつも手厳しい論調の方もオススメしているアルバムです。重ねて言いますが、この"Hell"という曲とても中毒性の高い楽曲です!!聴けば聴くほど後からジワジワと五臓六腑に染み渡るような感じです。ただ今脳内ヘビロテ真っ最中!!みなさんも是非ハマってほしいので、いつものようにPVを流しっぱなしにしておきます♪以前のアルバムも追いかけて聴かなくては!!

Tegan and Sara "Sainthood" Release Date: 2009/10/27 Record Label: Vapour / Sire [Track Listing] 1. Arrow 2. Don't Rush 3. Hell 4. On Directing 5. Red Belt 6. Cure 7. Northshore 8. Night Watch 9. Alligator 10. Paperback Head 11. Ocean 12. Sentimental Tune 13. Someday |


2009.11.16 Cobra Starship Feat. Rio

Cobra Starshipの"Good Girls Go Bad"の日本版PVが先日アップされました。出演しているのはなんとセクシーアイドルのRioさん!!「Rioって誰??」と一瞬考えましたが、柚木ティナさんが改名したようですね。やっと気づきました。Rioさんとコブラに一体どんな関係が!?と詮索しましたが、どうやら偶然の出来事から出演に至ったようです。彼女がたまたまクラブで"Good Girls Go Bad"に合わせて踊っている映像が非公式にYou Tubeに流出していました。それをたまたま見たコブラが所属するワーナーの関係者が気に入って今回の日本版PVの出演依頼となったようです。
同じクラブで撮影されたPVの内容は、クラブ慣れしてなさそうな女の子が徐々に心を開いていき、最後にはアゲアゲで踊りだす!!というストーリーです。ラストでDJもやっている場面も!!お父さんが日本人、お母さんがポルトガル人とのハーフのRioさん。彼女は外国人役という設定なのでしょうか。そういった視点から見ると彼女だけが英語で話しているところも違和感なく感じます。
そしてなんとこのPV出演をきっかけにCobra Starshipのイメージキャラクターにも採用されたそうです!!彼らが来日したときはRioさんと一緒にフロアでノリノリに踊ったり…なんてことができるかも!!彼女の更なる活躍を期待しています!!
人生いつ何が起こるか分かりませんね。このブログも世界中とつながっています。
「いつかバンドのメンバーが読んでくれたらいいなぁ」なんて思ってみたり。
おもいっきり日本語ですが(笑)
本家PVのLeighton嬢よりもRioさんのほうがかわいいなと思うのは私だけでしょうか!?
『ぶっ飛んでいこうぜー!!』
こちらが出演のきっかけとなった映像です。
「いつかバンドのメンバーが読んでくれたらいいなぁ」なんて思ってみたり。
おもいっきり日本語ですが(笑)
本家PVのLeighton嬢よりもRioさんのほうがかわいいなと思うのは私だけでしょうか!?
『ぶっ飛んでいこうぜー!!』
こちらが出演のきっかけとなった映像です。


2009.11.13 V.A. 『POWERPOP CANDY Vol.1』

"Vecca版 BEYOND[THE]BLUE"といえそうな期待の新人バンドやキャリア豊富な隠れた逸材を集めたコンピレーションです。ジャンルはサブタイトルのとおりPop Punk, Powerpop, Electro Popといった耳に馴染みやすい曲のオンパレードです。ざっとラインナップを見たところ、US勢以外はほとんど知りませんでした…。とにかくマニアックすぎる!!(笑)中にはThe Wonder YearsやHoliday With Maggieなど久しぶりに名前を聞く面々もちらほら…。The Wonder Yearsは来年1/26にNo Sleep Recordsより新譜を出す予定です。今後の国内盤はVeccaさんからリリースされるのでしょうか。ちなみに以前私が紹介したカリフォルニア出身の注目ローカルバンドTheBreakupも収録されています!!残念ながらボーカルは最近脱退したようですが…。他にもヨーロッパからはイタリアやスウェーデンをメインに、またオセアニアからもピックアップされており、「ワールドワイドにいいバンドが知りたい!!」という方にはピッタリの1枚だと思います!!う~ん…Veccaさんの世界観は本当にすごいなぁ。こんなマイナーかつバラエティーに富んだバンドを堂々とリリースする懐の大きさと、信念の深さには驚きました。ぜひ一度会って話してみたいです。『Vol.1』ということはVol.2以降のリリースも期待しています♪ジャケットのデザインもステキ!!
V.A. "POWERPOP CANDY Vol.1"
~The Very Best Of Powerpop,Pop-Punk, and Electro-Pop~
Release Date: 2009/11/11
Record Label: Vecca Records
[Track Listing]
1. Letmein 「B.L.S./ Basic Life Support」
2. The Wonder Years 「When Keeping It Real Goes Wrong」
3. The Wellingtons 「Keep Me Holding On」
4. ZOLOF The Rock’n Roll Destroyer 「The Way It Goes」
5. NEWAKE 「Graduation Day」
6. The Zoo 「Stay Until The Morning」
7. Catherine 「Famous」
8. The Breakup 「S.O.S」
9. Cars Cash Baby 「Beautiful Fall」
10. LEKKERBEKKEN 「One More Time」
11. Handsome Devil 「Ten Seconds Ago」
12. Radio Days 「Don't Keep Me Waiting」
13. ANAGOES 「Sid And Sally」
14. Holiday With Maggie 「Caught You In The Sun」
15. Darling 「Lose Control」
16. The Takeover UK 「Main Street Crush」
17. Kingston 「Round We Go」
~The Very Best Of Powerpop,Pop-Punk, and Electro-Pop~
Release Date: 2009/11/11
Record Label: Vecca Records
[Track Listing]
1. Letmein 「B.L.S./ Basic Life Support」
2. The Wonder Years 「When Keeping It Real Goes Wrong」
3. The Wellingtons 「Keep Me Holding On」
4. ZOLOF The Rock’n Roll Destroyer 「The Way It Goes」
5. NEWAKE 「Graduation Day」
6. The Zoo 「Stay Until The Morning」
7. Catherine 「Famous」
8. The Breakup 「S.O.S」
9. Cars Cash Baby 「Beautiful Fall」
10. LEKKERBEKKEN 「One More Time」
11. Handsome Devil 「Ten Seconds Ago」
12. Radio Days 「Don't Keep Me Waiting」
13. ANAGOES 「Sid And Sally」
14. Holiday With Maggie 「Caught You In The Sun」
15. Darling 「Lose Control」
16. The Takeover UK 「Main Street Crush」
17. Kingston 「Round We Go」
Darling - Lose Control
ニューヨーク発。この声質とダルダル感は確かにJUDY AND MARYのYUKIにそっくり!!
Newake - Don't Give It Up
スペインはバレンシアから漂う懐かしい匂い…忘れかけたPop Punk魂の火を再燃させてくれます。こんな小細工なしのシンプルなバンドが以前アメリカから生まれたはずなのに、なぜ再び出てこないのか不思議です。「ギヴィラップ!!ギヴィラップ!!ギーヴィラーップ!!」
※収録されているのは"Graduation Day"という曲です。


2009.11.11 11/11 Diary

Rest In Peace Jay and the Lovebirds…

余談にするつもりはありませんが、そんなセンチな気分になったときはよく聴いている彼女の曲を。先日Switchfoot, Starfieldなどが所属するEMI傘下、Sparrow Recordsと契約を果たしたHow Bright The Sky注目の女性SSWです。Norah Jonesやアンジェラ・アキなどが好きな方にオススメです。あぁ…自然と涙が込み上げてくる…。心が洗われる美しい曲です。"Winter Snow"という曲名のとおり、だんだん肌寒くなってきた今日この頃に最適な曲です。
明日も全ての人が優しい気持ちで過ごすことができますように。


2009.11.09 Fireflies Screamo Cover



"Fireflies"のカバーをしている人もとても多いです。その中でBeautiful Dying Dayというベルギーのスクリーモバンドのカバーを紹介します。バンド名からして「いかにも」な彼ら。原曲のイメージをむやみに壊すことなく(!?)絶叫しています。バンドのプロモーションの一環だと思いますが、おもしろいのでとりあげてみました♪オリジナル曲に関してはとりわけ言及することはありませんが、メタル寄りのスクリーモでこちらも期待を裏切ることない「いかにも」なサウンドです。他にもDJイベントなどでよくかかっているカバー曲をペタペタと貼っておきます。どうぞご覧あれ。
ただ今Purevolumeにて彼らの曲をダウンロードできます♪

